コンタクトレンズ
初めての方には目のスクリーニング検査をします。コンタクトレンズは、装用に問題がないかどうかを確認できた方に処方しています。初めての方はテスト装用をお勧めしています。
子どもは自己管理が十分に出来るようになってからの処方となります。臨時の装用はその限りではありませんが、保護者が責任をもって管理する必要があります。
使い捨てレンズの黎明期から各社のレンズを取り扱っており、その経験は連綿と今の職員にも引き継がれています。基本的には酸素透過性の高いクラスをお勧めしていますが、機能と装用感、取り扱いやすさ、遠くと近くのバランス、乱視の強さと方向、費用など重視されることがありましたら、製作範囲内でご相談の上レンズを選択します。アルコン、ジョンソン&ジョンソン、ボシュロム、クーパーなど一流品をお買い求めやすい価格にして取り扱っています。
遠近両用レンズは経験上6割くらいの方は使用できますが、見え方がすっきりしなかったり近くの細かい作業が難しいことがあります。試用してからの作成になります。
カラー(サークル)レンズは非常にトラブルが多かった時代があったのですが、1日使い捨てレンズの出現によって激減しました。角膜の障害は今も見かけることがあります。角膜の輪郭がすっきりするので魅力的になりますが、酸素透過性が低いので装用時間が長くならないように注意が必要です。
円錐角膜は、基本的にメーカー特注のハードコンタクトレンズになります。一部の方は通常のハードレンズやローズKを処方しています。
[コンタクトレンズは眼科医の処方と定期検査をお受け下さい]
当院でコンタクト合わせをする際の注意事項
- 当院ではコンタクトレンズの処方箋の発行やレンズ度数のみの提示はしておりません。当社で販売しているコンタクトレンズをご購入いただく形となります。
- 眼鏡が合っていない方やお持ちでない方には、まず眼鏡合わせが必要になります。目の状態によりコンタクトを中止する必要がある際に、眼鏡がないと生活に支障をきたすためです。また、コンタクトレンズ合わせと眼鏡合わせは同日には行えませんのでご了承ください。
- 診察で眼科疾患が見つかった場合、追加検査が必要になったり、コンタクトレンズの処方ができない可能性があります。
- コンタクトレンズ装用未経験の方は、装脱練習に時間がかかるため予約をおすすめします。練習には個人差があり、複数回の受診が必要となる場合があります。診療時間終了の1時間前までにご来院ください。
- 当院に在庫のないコンタクトレンズは、後日窓口でのお渡し、または配送となります(メーカーからの無料直送サービス対象品以外は有料)。
- 当院でコンタクトレンズを作成している方に限り、先にレンズを取り寄せることが可能ですが、検査で度数変更があった場合でも交換はできません。
- ハードコンタクトレンズは、円錐角膜や当院で過去に処方を受けた方に限り対応しています。新規の処方は現在中止しています。